商品開発秘話

朗希の商品を創るということ

こんにちは。マリキャンの協同工芸社/吉岡です。

 

2022ファン感で朗希をはじめ、選手シルエットの商品を世に出します。
その前に、どうしても書いておかないといけない。

 

「朗希の商品を創るということ」

 

商品開発者冥利につきる

すでに世界が目を付けているに違いない選手。
そんな選手の商品を創ることができるなんて。。。

 

そう思うと、
自身ができる最高レベルのもので応えなくては。と身構えたのは言うまでもない。
だって、将来、世界に羽ばたく投手ですよ?佐々木朗希ですよ?

 

ただ、選手肖像を購入し、
ただ、印刷し、
商品化する。
そんなことはできない。

 

スタートは選手肖像から
完成イメージを描きました。

ピンクが残すところ。青がカットするところ。

 

こちらをベースに

 

選手肖像画像をいくつも設定を変え、シルエットを制作し、
重ね合わせ、
『工場で加工できる制限に合わせ』⇒実は、ここが一番大変

 

休みの日も、家でパソコンに向かいました。
イラストソフトとCADを使い、
2案作りました。

 

 

実は、初期試作モデルがあって、

(この朗希がいつの朗希なのか?当てたら凄いです)

 

2021の佐々木朗希を商品化する上で、
僕は「ひねり」を表現したかった。(初期モデルと比較すると、よくわかりますよね?)

 

マリーンズの縦縞や
ひねりによるユニホームの皺
を入れることも考えたのですが
よりカッコいい、以下のデザインで最終決着しました。

背番号を抜いて加工する。という
工場側からしたら暴挙。無理強い。でしたが
それによって、「ひねり」は表現できたと思っています。

 

あと、細かい所ですが。
脚のあがり具合をより強調するため
腕周りを抜き表現しました。

 

僕が作ったデザインだけではなく
工場のチャレンジもあって実現した商品。

 

朗希の将来を大切に思う方に手に取っていただきたい。
繊細ゆえ、月の生産数に限りをつけての販売となること、ご了承ください。

 

何度も言って、しつこいかもしれませんが。
世界に羽ばたく投手の商品を作れたこと。
商品開発者冥利につきる

 

最後に。
「マリーンズファンの商品開発者が提案するもので・・・」
と球団に何度も掛け合ってくれた
H社N様にお礼を込め、このお話を終わりにします。

N様が担当でなかったら、この商品は世に出ていなかったかもしれません。